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2018/01/31

1000枚Drawing vol.2「あなたににとって、ドローイングとはどのようなものでしょうか?」

1000枚Drawing 展Vol.2
展示2日目となりました。総勢49名の作家さんによるドローイングが壁一面に展示されています。
まさに圧巻ですね!

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ドーローイングといっても作家さんによって捉え方は様々です。
そこで今回作家さんたちにこんな質問をしてみました!


「あなたににとって、ドローイングとはどのようなものでしょうか?」


・「私にとってドローイングは想像力を高めるものです。」

・「僕にとってドローイングとは、驚きです。ほとんどの場合、描く前にある程度イメージしてから描くのですが、出来上がるとイメージより良くなったり悪くなったりします。 その誤差が自分にとって驚きであり、楽しみであり、次への原動力になります。」

・「ドローイングは自由に着想できる発想の場としてます!」

・「わたしにとってドローイングはとても幅の広い作品です。思いつくまま楽しんで描いたり、作品としてかっちり描いたり、考えるために描いたりできる親しみやすいものだと思ってます。」

・「今の私にとってのドローイングはノリとフィーリングです。ドローイングは絵を描くことは楽しいことだと思い出させてくれます。」

・「わたしにとってドローイングは、描くことや感覚の筋力トレーニング。今の自分に向き合い、出て来たものと付き合う行為。踊ること、演じること、歌うことに似てる。お散歩や探検と同じ愉しみに満ちてます。」

・「”行くあてはないけど ここには居たくない” のです。次の紙がある限り、終わりません。 」

・「私の学校でも100枚ドローイングの課題は何度かあり、その時は10作風を10枚描くといった内容でした。油絵や鉛筆、木炭ばかり使ってたんですがその時にコラージュやクレヨン、水彩を扱い、いろんなジャンルの作品に出会えました。自由な線や、偶然できた形に魅力を感じ、その形や線を今では油絵に取り入れています。
堅苦しい形ばかり描いてた私ですが、ドローイングをきっかけに発想の幅が広がりました。
今ではドローイングをし、そこから生まれた形などを油彩で描き起こしています。」

・「私にとってドローイングは、日常生活の中でふとした瞬間におりてくるものや、たまたま描けたもの、感じたままに描いたもの、など、いい意味で力を入れなくていいというか、息抜きになるというか、制作の圧みたいなものから逃避できるワークだと感じていて、ふっと気軽にかけてそして偶然性のおもしろさがドローイングの魅力かなって思います。」

・「自己と対話すること。」

・私にとってのドローイングは、
 そのモノを見て感じたことを描く、実感を記録に残すような行為に近いものだと考えています。

ドーローイングに対する考えは作家さんそれぞれですね。
ぜひ、ドローイングとは何か、体感しにいらしてください!

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1000枚Drawing vol.2
2018年 1月30日(火)~2月4日(日)
12:00~19:00(最終日17:00迄)

<参加作家>

淺井優子・あたかゆき・有田依句子・稲實愛子・内山翔二郎・江上浩生
小川万莉子・金山藍・上開地真雪・河﨑萌 ・川延悠太・栗原利記
後藤栞・酒井みのり・榊原勝敏・白石綾・鈴木志歩・芦澤空良・園田恵蓮
高木道生・竹内穂希・武弓真実・伊達まなみ・塚田未央・筒井遥
つゆきようすけ・寺島夕季・富永瑞雪・中瀬敦・沼野伸子・萩原朋子
長谷川彩織・長谷川麻衣子・林アリエール・蛭田香菜子・福嶋みき子
宮崎虹季・三輪ゆうこ・村川響・望月小弓・森聡・森聖華 ・森つか沙
森 美琴・山下祥世・湯口萌香・吉田 純歩・吉田大和・山崎真子 

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