小松俊介展 『 畝をたてる 』石彫 7/17(水)~7/27(土) 7/22(月)休廊
2019年 7/17(水)~7/27(土) 7/22(月)休廊
12:00~19:00 最終日 17:00迄

私は、石という素材と向き合いながら制作しています。
特に、鑿(のみ)と鎚(つち)を用いて、叩く仕事を軸に形を模索しています。この“叩く”行為は、物理的にも感覚的にもすべて一様ではなく、何らかの展開が可能であるように感じます。今回の展覧会では「低く浮かぶ」で現れた雲イメージから畝(うね)のイメージへの変容の過程やドローイング作品を展示しています。( 小松俊介 )


2階展示室の作品写真と解説
畝をたてるためのドローイング
サイアノタイプという青焼き写真の技法を応用して描いています。トレーシングペーパーにペンで描き、感光紙(感光液を作って画用紙に塗布する)に重ねて感光機で紫外線を当てることで青ベースのモノトーンの表現が可能になります。リトグラフほど手順が複雑ではなく、それでいて手書きの線の表情が損なわれずに表現可能です。直接紙に描くよりもサイアノを通すことで私にとって良い距離感となっています。



2009年 第73回新制作展(以降2016年まで入選)
2014年 第78回新制作展 新作家賞(国立新美術館/六本木)
個展(ギャラリーなが屋門/つくば市)
2015年 雨引の里と彫刻2015りんりんロード(茨城県桜川市)
2017年 第80回新制作展 80回記念賞(国立新美術館/六本木)
小松俊介展(色彩美術館/明治神宮前)
2018年 アートコラボレーションつくば(つくば美術館)
2019年" 雨引の里と彫刻2019(茨城県桜川市)"2009年



久しぶりの、ユニック車での搬入作業です。
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