産経新聞のアートカレンダー

写真見て下さい。新鮮です。
渋沢さんありがとうございます。
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鈍く光る金属製の犬の造形物がギャラリーに設置されている。素材はアルミニウムで、たたいたり、溶接しながら成形。頭部、胴体、脚などいくつものパーツから組み立てられ、さながら甲冑のようだ。
 本展のタイトルは「エルサレム・戦いの庭」。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地であるエルサレムでは紛争の火種が絶えない。しかし、ここでは人間ではなく犬が闘う。強い犬は倒した犬のからだを踏んづけ威勢を張る。なかには2本足で人間のように仁王立ちして、前足を広げ雄たけびをあげている勇ましいポーズもある。まさに虚勢を張っているかのようだ。弱肉強食の世界が展開されるが、決して深刻さはなく、むしろ笑いを誘う。
 島田忠幸は昭和21年、東京生まれ。当初は抽象的な作品を制作していたが、約10年前、犬をモチーフにした具象的な作品を制作し始めた。新潟で開催された「大地の芸術祭」などのアートイベントでも積極的に発表している。
 空洞の犬たち。ユーモラスな虚の姿に人間の闘いのむなしさを暗示しているかのようだ。新作5点を展示。6日まで。(和)

2009.12.03 | | Comments(0) | Trackback(0) | 未分類

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